現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣
(2009/07/29)
第328回 お客様からの声は、わたしどもへのご褒美
2,416 部
手元供養専門店 京都 ひろくに屋 様
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□□ ご挨拶
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こんにちは!
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。
本メールマガジンは、バックナンバーも公開しておりますので、ぜひ
ご覧ください。
http://www.tencyo.biz/
今回のゲストは、前回に引き続き、
手元供養専門店 京都 ひろくに屋 様です。
それでは、一緒に教わりましょう。
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■■ 基礎データ
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【店名】 手元供養専門店 京都 ひろくに屋
【住所】 京都府 京都市南区 吉祥院内河原町 3番地 京都陶芸工房103
【URL】 http://www.hirokuniya.com/ ショップ
http://www.hirokuniya.jp/ 会社
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■■ そこまで言って大丈夫?運営の裏側
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|心のこもった手書きのお客様の声は、感動すら覚えます。
|どのようにして、声をいただいている?
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お客様からの声は、わたしどもへのご褒美です。
幸い叱咤のお声は無く、お声のハガキや投稿のほかに、店長メールに
直接にお礼のメッセージや商品に関するアドバイスもいただくことが
ございます。本当にありがたいことです。
ある目的があったとき、一時的に投稿のお礼プレゼントをさせて
もらったこともありますが、最初からなんのインセンティブもさせて
いただいておりません。
私の推測ですが、ご購入者ご自身が"お客様の声"をご覧になり、
購入を決めた経緯があったりするのではないでしょうか。
また、本気でむきあってご購入くださった品だけに、強い思いを持って
くださり、お声にしてお返しくださるのではないでしょうか。
事情はわかりませんが、ネットを通じてでも、お客様とつながることを
実感させていただける有難いお言葉の数々です。
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|商品が商品ですので、基本的にリピート性は低いと思われますが、
|再度購入していただくため、または、クチコミで紹介してもらうため
|に、何か施策をしている?
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DMもせず、不定期な店長メルマガも販促要素はないですし、ブログ
も月イチ。
売る気あるのでしょうか。。困った店長ですね。
そうですね、商品をお届けの際に、
「気に入っていただけらばご紹介ください」
とパンフレットを同封させていただいてるくらいでしょうか。
気に入っていただくこと。満足していただくこと。それにつきるの
ではないでしょうか。
有難いことに購入者さんからのご紹介は増えています。
またまれに同じ方からご購入がございますが(リピート)、
『=誰かの死』 があるわけですから複雑な心境です。
これもネットの先輩に教えていただいたことばですが、
「政治家の秘訣は、何もない。ただただ"誠心誠意"の四文字ばかり」
(勝海舟)
一つ販売の向こうには、一人の死がある。
その意識をもって誠実に向き合わせていただくことに努めています。
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■■ 店長のホンネ
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|ネットショップを開いて、これまで一番良かったこと、
|悪かったこと、困ったこと、うれしかったことは何?
|開店前と後で、何が一番変わった?
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博國屋の思いの結晶が、一つ一つの商品です。
それを求めてくれる方がいて、喜んでくださる。
こんなに嬉しいことはありません。
喜びを運んでくれたネットショップに感謝しています。
ネット店長さんとのつながりが急激に増えたことでしょうか。
いままではスタッフ仲間はいても、ネット業務の悩み、苦しみは
共有できませんでした。
業種がちがえどもネットという販売ツールと向き合っておられる
店長さんはいわば同士です。
私の名刺ケースの6割が、ネット関係で知り合った方々の
多様なお名刺が詰まっています。
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|その他、何か特筆すべきエピソードはありますか?
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私のおやじ、山崎譲二が本を出版しております。
その名も 「手元供養のすすめ」(詳伝社新書)!!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396110774/surv-22/ref=nosim
博國屋が詰まっています。
今の葬送事情をしることで、ご家族の、そしてご自身の人生の
エンディングに役立ちます。
葬送について深く考えることもなかった筆者が、父の死をきっかけに
始めたのが「手元供養」です。
団塊の世代(S24年生まれ)で故郷をはなれサラリーマンが、
郷里の親の供養の模索、、、
手元供養を始めるに至った経緯は、同世代の方には共通・共感する
ところがあるのではないでしょうか。
また手元供養品を選んだ人達の実例をもとにご紹介しています。
メディア各社で書評にも取り上げられた今話題の一冊です。
ぜひご覧いただきたいです!^^
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|今後の目標、夢などを、どうぞ。
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愛する人の供養に"手元供養という選択"をなさった方同士の
コミュニティーを、ネットやリアルに作りたいと思っています。
そのためにも、現状がネット業務と商品作りで手が一杯ですので、
この状況を打破することですね。
そしてゴールは、
"手元供養が供養の選択肢として広く知ってもらうこと。"
です。
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■■ 読者へ一言
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|これからインターネットショップを立ち上げようとしている方に対し
|て、一言。
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ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
私はネットショップの店長をする上で、多くの方に支えていただき
アドバイスを頂き育てていただきました。
私も少しでも貴方のお役にたてればと思っております。
不明なことがありましたら、お気軽にお尋ねください。
そして共に想いの詰まった商品を広めることで、笑顔の広がる明るい
社会への貢献ができるようにがんばりましょう!
求む仲間!です。^^
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|貴社の商品のアフィリエイトに興味をもたれた方に対して、一言。
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私の本業、手元供養のことですが、
貴方の周りに愛する家族を亡くされて悲しみを背負っておられる方、
立ち直れない方はいらっしゃいませんか?
ぜひそのような方に、手元供養という
"遺骨をそばに置おてもいいんだよ"
と、ひとことお伝え願えませんでしょうか。
同じ時代、縁あって結ばれた人、家族。
死は必ずおとずれることですが、その死でせっかくの出会いを
マイナスにしないで欲しいと願うのです。
私が逝く立場だとすれば、私の死で与えた悲しみのあとには、
私が存在した証を、生きる勇気としてもらいたいです。
ぜひ貴方の言葉で、手元供養を、そして博國屋をご紹介いただければ
嬉しいです!
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|それでは最後に、読者の皆さまに一言。
└――――――――――――――――――――――――――――――――
このお仕事をしていますと、人の死はほんとうにいつ訪れるか
わからないと実感します。
ですので皆さん、
奥さま(ご主人)とケンカしても翌朝にはあやまりましょうね。(笑)
そして今日を一生懸命楽しく過ごしましょう。
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□□ 編集後記
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手元供養専門店 京都 ひろくに屋 様、ありがとうございました。
> お客様からの声は、わたしどもへのご褒美です。
> 私の推測ですが、ご購入者ご自身が"お客様の声"をご覧になり、
> 購入を決めた経緯があったりするのではないでしょうか。
> また、本気でむきあってご購入くださった品だけに、強い思いを持って
> くださり、お声にしてお返しくださるのではないでしょうか。
おっしゃるように、「本気でむきあってご購入くださった品」
だからこそ、自分の声も誰かに伝えたくなるのでしょう。
お客様とこういった関係が築けるのは、素敵ですね。
> そしてゴールは、
> "手元供養が供養の選択肢として広く知ってもらうこと。"
> です。
クチコミでじわじわと広がっているご様子。
何かのキッカケで、加速度的に知名度が高まる予感、です。
(後略)