「恒福茶具」を立ち上げたのは2002年前ですが、
その頃はホームページ自体を作るのに高額な料金が掛かりました。
ところが今はホームページ自体の製作料は数万円、
継続利用は製作自体は雛形使用でタダなんて場合もあります。
ですからインターネットショップを立ち上げるのは
その頃よりも非常に取り組みやすい現在ですが、
ところが今はインターネットショップの数は星の数ほどあり、
ホームページをアップしただけでは、誰も訪問してくれません。
「恒福茶具」を開設するまでに、
仕入れルートとコネを作る為、約2年半の期間で3ヶ月から半年に1回
中国へ行っていました。
中国では日本とは商習慣も価値観も違いますから、
ある意味コネがないと何にも出来ません。
今は年に1回程度現地へ足を運ぶ位ですが、
それはインターネットの普及が中国もここ1~2年で急速に進み、
メールで文章や画像のやり取りが日本並みに出来るようになり、
商品の問い合わせや確認がメールで出来るようになったからです。
実は私は「買い物かごシステム」というネーミング自体が、
コンビニやスーパーマーケットで買い物するようで嫌いなんです。
「買い物かごに入れる」「レジへ行く」なんてボタンは特に、
コンビニやスーパーで食品を買うならまさにその通りですが、
「恒福茶具」で取り扱っている商品は、作家さんの作品です。
作家さん手作りの作品を、買い物かごに入れてレジで清算?
それには非常に違和感がある訳です。
それが「買い物かごシステム」を利用しなかった一番の理由で、
ホームページ自体もある意味美術館のような
作家さんの作品を見せてもらうスペースを目指し、
出来ればミュージアムショップ的なサイトを作りたいと
そういう視点から「恒福茶具」のサイトを考えています。
世界で唯一の宜興紫砂壺をご紹介していますが、
日本で一般的に販売されている宜興紫砂壺は
実は量産品で偽物が多く、それらの宜興紫砂壺には
お茶の雑味を濾過してくれる効果はないのです。
「恒福茶具」の取り扱う宜興紫砂壺は、
本物の宜興紫砂壺であり、また作家さんが手作りしている
量産品とは別次元の芸術作品です。